カンボジアの朝です。おはようございます。
奴隷船に荷物さながら詰め込まれた奴隷たちに適度な運動をさせないと売る前に死んじゃうらしいです。なので船員達は彼らを定期的に広間に集合させて「奴隷ダンス」というエアロビクスをさせていたようで。
それを彷彿させるようなダンスを見ました。BPM142、誰も付いてけないジャングルミュージック。手足をシャンと伸ばせ!
朝ごはんは「米バナナ」です。バナナを包んだもち米をバナナの皮で包んでいます。それをBBQしています。中身が見えない何か分からんもん食ってみる遊び結構楽しいです。
この子じゃないんだけど、カンボジアの新聞売りはおれが外国人だとわかっているにも関わらず売りにくる。もちろん新聞はカンボジア語で書かれていて。まぁ挨拶程度に声掛けてるんだろうけど。割と真剣に買ってほしそうな人もいる。買う外国人いるのかなぁ。
ポルポトの拷問場跡に来ました。
最初はへぇすげぇだったんだけど、途中からだいぶ気分が悪くなってきました。
戦争とかで殺し殺されたとかもヤバいとは思うんだけど、技術や学問のある奴、イケメンを全員罪人とし片っ端から捕まえ牢にぶち込み拷問するっていうのは他に例が...まぁあるのかも知れないけどおれは知らないし。
被害者達がどういう気持ちで拷問されてたのだろうかとか、拷問されるまでの待ち時間は何を思っていたのだろうかとか、数日後に死ぬ事が分かっていて拷問されて何が沸き上がってくるのだろうか、何も沸き上がってこないのだろうかとか、その時人はそれでも神や何かを信じ生きたのだろうかとか。
この時ほど信じても救われない状況もないでしょう。
変に妄想してしまったようで、正直言うと吐きそうでした。
戦争や内紛であった悲劇を知るべきだとよく言われるけど、学校で教わる知識は確かにあってもいいと思うかもしれないが、正直将来自分の子供に「これに行って何があったかを知ってこい。」とは言えない。こんな気持ち悪い胸糞の悪いものを人は知るべきではない。
過去を知ることで二度と起こしてはならないことだというのを自覚しようと言おうとも、おれらは到底やられる側の立場で見るわけだし、サイコパスとかはやる側の立場で考えるのかもしれないけど、それは教育どうこうの問題じゃなくてそもそもそいつがサイコパスなわけで。
こんなもん知らなくても普通は起こさねえよ馬鹿野郎。
と思うけど偉い人の立場になったらこれが狂うんだろうな。人をいくら恨んでも普通の人は大量虐殺などは行わない。一線越える原因は政治問題にある。そもそも普通の人間じゃないやつが問題だ。
いやいろいろどうしても考えちゃったんだけど、結局おれが言いたいのは「こんなひどいもんおれは知らなくていい。見なくていい。」です。
そもそもはみんがハッピーであればそれ以上も以下の問題もそうそう起こんないんだよ。
とか考えてた5時間後におれはとあるバーでゲイにチンコを揉まれ
憤慨するのでした。
ビール買いに行ったら店先でダベってるおっさんらに誘われた。
いろんな国籍の奴がここで仕事探して数年間こうやって過ごしてるらしい。
黒タンクトップのドイツ人に「ポル・ポトの施設跡はおれはみない方がいいと思う。」って言ったら彼も同意見だった。
おっさんにカキとかコオロギ食わしてもらいました。
コオロギ美味かったよ。普通に食べれた。