どうもこんにちは、マレーシアではラマダン(ムスリムの断食期間)が明け、街はお祭り騒ぎです。
時間は19:10分、ラマダンが明け直前に浮き足立って人の荷物をパチっていくアラビックの中年2人組を監視カメラの映像は捉えていました。
そう、ぼくの荷物がパチられたのです。楽しかった夕食を中断し何度も足元左に置いてあったそこにあるべきモノを探します。どうひっくり返っても出てこない、キツネに化かされたような気分で店員に報告。「そんなん言われてもすみませんちょっと無理ぽ」的な反応。まぁしょうがないそりゃそうなんだから。
2件となりにある交番に駆け込む。よりによってこんなにも交番から近いところで盗らなくても…と思いながら事情を説明。とりあえず現場検証をしようということになり同じ席に着く。何事だと先ほどの店員がやってくる。マレー語で警官が事情を説明。
「マジで?!それヤバいやんちょい監視カメラ見てくるわ!!!」
先ほどの説明は上手く通じていなかったようだった。その後から親身になっていろいろ事情を聞いてくれる店員と警官。シェフが監視カメラを操作しぼくらがギリギリに映り込んでいるビデオを見る。
いつもトラブったときになるのだが、ぼくはなぜか他人事で、理屈で必死に自分の事だと言い聞かせる。悩みすぎな性格が生んだ現実逃避癖にさえ打ち勝つ自分の悩みすぎな性格に感心した。
あとは警察署の本部に行かされ、また事情聴取、別に自分のトラブルで犯人のせいなので警官を全くもって迷惑だとぼくは思わないことに気がついた。パスポートを出せと言われ今家に置いてるんだと答えるとなぜもっていないかと問われたのだけれども持っていないからこそパスポートを盗まれなかったわけだしまぁ。というか。
盗まれたモノは主にMacBook Airと財布(クレカ・現金1,500円)でした。事情によりどうしてもMacBookが必要なので知人に勧められ盗難から30分後には最新のMacBook Proを手に入れるという始末。23年間
「お前自分がやったこと分かってんのか、反省の色がない、それではまた失敗を繰り返す、しっかり反省しろ。」
と全く反論の余地のない説法を受け続け育ってきたおかげかどうか、自分が自分であるとすることはできるようになりましたが自分を主観的に捉えられずいつまでも演技のような感覚で無理やりそう自分を納得させる青年になったように思えなくもないです。
そしてげんなりした気分で迎えたラマダン明け4連休初日の朝に食べたサンドのパンかレタスが大当たりしまして、今年二度目の食中毒にかかりました。今回嘔吐は少ししかしていないのでまだマシですが鬼のようにしんどかったです。とりあえず整腸剤を飲んで食うもん食って栄養つけようとがんばってますがチョコレートでむっちゃ胃が痛いしそろそろ尻が死にそうです。前回:白かび茶と救急車
今年ぼくは前厄年なのですが、すでにチャリで転倒し額が血塗れ、飲み過ぎにより胃カメラを飲み、カビの浮いたお茶で救急車人生初乗りをキめてめまいで歩けなくなるような自律神経の崩壊、そして今回の食中毒での5本立てとなっております。
今年もまだまだ残りがありますが、どうか来年は更なる盛り上がりを見せることになるようなので、末永く当ブログをよろしくお願い申し上げます。