ハロー牛!沐浴やってるかい?!
やってるも〜!
昨日ダウンしてた分を今日は取り返しますぞー!
ガンガーを散歩します。
へーいクソガキ!飛び込んでるかーい?!写真撮れいうてどうせ飛び込んだあと金せびるんだろ〜?!
「クッキー2つ買えや!!」
「はい。」
へーいクソヤギ沐浴ってるか〜い?!
メ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
へーいクソイヌ沐浴っt…目つきこえーごめんなさい。調子ノリスケおじさんでした。
みんなこのバクテリアまみれの神聖(笑)な川でわっしゃわっしゃ洗濯しています。
服だけでなくわっしゃわっしゃ洗濯しています。いいおっさんが何毎日懲りずに川遊びしてんだよとかそういうもんじゃないってのが宗教やインドですね。
とりあえずガンガーはお散歩して損はないですわ。
あと、南側にある火葬場に行きました。写真撮影は禁止されているので写真はないです。木を井の字に組んで、その上に死体を載せ綺麗な布(なんて名前だっけ)を掛け、さらに上にいくつか木を載せます。火を付ける人が聖火のような感じで火の付いた木を持ちその周りをくるくる周り、着火剤を死体にかけて、下に新聞紙のようなモノをつっこんで死体をモリモリと焼いていきます。
途中でヤギが死体の足を噛んだりとかします。そこに異様なぐらいたくさんヤギだの犬だの居るんだよね。あれなんでだろう?焼き後とか食べるのかな?とりあえず邪魔な動物はインド人によって竹の棒で突かれます。誰も泣いている人はいませんでした。あと、女性もいませんでした。
死体独特の臭いだとか、すごい衝撃的なモノを見ただとか人、特にうっとうしい大学生旅行者とかは言いますけど、ぼくはただ生き物が燃えている臭いを嗅いだだけだし、死んだら焼いて葬るのが日本でもデフォだし大麻でも吸いすぎてたんじゃないかなとか思わなくもないです。いや、おれはおれが何も感じていないとは言いません。だんだんとお腹がぷっくりしてきて薄いトーンのピンクな大腸が天に向っていったりだとか、頭がパンという破裂音と共に破裂したりだとか、1時間弱はぼんやり眺めていました。静かに1人で見たいのに他のインド人がちょっかいじゃないんだけど話しかけてきてウザいと思ってしまいました。彼らの葬式なのにそれぐらい勘弁してやれと思います。が、彼らのせいで破裂音の瞬間が見れなかったので今でも微妙な面持ちではあります。
身内の葬式をしたことのない自分(すごいでしょ?)としては完全にその過程も含め人を燃やすところを見るのは初めてでしたが、素直に感想を言うととてもシンプルで「かっこいい」と思いました。黒い煙と共に登っていくのは彼であった肉体だけでなく何か、カルマや経験など精神世界を感じさせるようなモノも含まれているように感じました。何にしろその勇姿というか、とても立派な姿に心打たれましたとか適当に言っておけば納得してくださるでしょうか。