男性ホルモン(テストステロン)を上昇させてみたらどんな気分の変化があるのかなと気になっていたところ、ちょうど見つけた筋肉モリモリマッチョマンのツイート
コルチゾールを減らすもの↓
ホスファチジルセリン(大豆レシチン)
厚朴エキスと黄柏エキスの組み合わせテストステロンを増やすもの↓
ムクナ、トンカットアリ、卵、玉ねぎ、ウリ科のシトルリン、亜鉛、大和芋や粘り気のあるもの、精力つくもの一般、玉ねぎ氷、しょうが、アシュワガンダ、シツリシ— 青井硝子@筋肉モリモリマッチョマン (@muki_mori) December 30, 2020
ほー、ほんといろんな物質に詳しい人だ…おもしろい
ムクナ豆が届いた!
ドーパミンの前駆体L-DOPAが多く含まれていて、パーキンソン病などに有効🌱タンパク質分解酵素のトリプシンを阻害する成分があり消化不良を起こすので要加熱とのことだけど、生でも試してみる👍 pic.twitter.com/ppwnDX3lU6
— ayneg (@ayneg) January 22, 2021
ということで、届いたムクナ豆を水に漬けながら、情報をまとめていきたいと思いま〜す
Contents
作物としてのムクナ豆
ハッショウマメ(八升豆、ムクナ)はマメ亜科トビカズラ属に属する植物で、ビロードマメ(Mucuna pruriens)の変種の一つである。学名はMucuna pruriens var. utilis。英名の一つにはYokohama velvet beanの名がある。「ハッショウマメ」という名前の由来には、豊作で八升取れるから、あるいは八丈島から渡来したため、など諸説がある。
強健かつ多収性の作物であり、種実の収量は1アールあたり100リットルに達する。しかし高温性で短日型なので日本での栽培は少ない。
江戸時代初期の書物に登場することから、その辺りで伝来したものらしいが、おそらく固すぎて加工が大変なのが要因でムクナ豆農業は廃れてしまったらしい…
試しに噛んでみたがこれはムリ、歯もってかれる
暑さと乾燥に強い植物で、日本では一年生植物で冬に枯れてしまう
沖縄だと年2回収穫できるとのこと
降雨量が少なくても栽培でき、多収穫で土を回復させる緑肥作物でもあるらしい
緑肥(りょくひ)とは、栽培している植物を、収穫せずそのまま田畑にすきこみ、つまり、植物と土を一緒にして耕し、後から栽培する作物の肥料にすること、またはそのための植物のことである。
2020年の論文なので、今までムクナ豆があまり注目されてこなかったことが伺える
農業的に優秀なムクナ豆
ムクナ豆はアレロパシー効果(他感作用)を持っている
アレロパシーとは、ある植物が他の植物の成長を抑える物質(アレロケミカル)を放出したり、あるいは動物や微生物を防いだり、あるいは引き寄せたりする効果の総称。 邦訳では「他感作用」という。
ムクナ豆の持つアレロパシー効果は以下のようなもの
- イネ科植物(とうもろこし、サトウキビ)の生育促進
- 雑草抑制作用
- 戦中抑制作用
- 窒素固定能力
そして、それらの原因になる物質がムクナ豆の有効成分であるL-DOPAによるものだそう
ムクナ豆の利用・効用
食べ方
後述するが、トリプシン阻害物質が含まれているので加熱する必要がある
摂取目安量は3粒 or 3g を1日3回
食べ方は大きく2つ、煮るか粉にするか
煮る
一晩水に付けておいて、あとは普通に豆として煮る
有効成分L-DOPAは水溶性なので、漬けておいた水も入れていい
粉にする
まず炒ってからミキサーで粉にする
炒り方のポイント
- 中〜強火で加熱し、温まってきたら弱火に
- パチパチ言いはじめると火が通ってきた証拠
- 小さい豆はすぐ焦げる
- 皮が割れて中が茶色いと完成
- ある程度仕上がったら火を止めて出していく
- 見た目が白いものは未完成
焦がさないために
- 豆を入れすぎない
- 常に混ぜる
- 焦げても食べれる
- 仕上がったものは取り出していく
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↑参考動画ですが、字幕や映像が揺れていてとてもトリッピー(マネしたい)
インド – ムクナ豆の原産地
アーユルヴェーダ(インド伝統医療)では以下の効果があるとして愛情とやる気を高める豆と呼ばれ用いられていました
- 催淫
- 運動障害
- 若返り
- ボケ封じ
これらの効果はムクナ豆の有効成分L-DOPAによるものと思われます
ムクナ豆の有効成分
ドーパミンの素 L-DOPA
他の豆類がほとんど含有しないL-DOPAは脳内神経伝達物質であるドーパミンの素(前駆体)で、テストステロンを活性化するポリフェノールの一種
- やる気↑UP
- 性欲↑UP
- 運動機能↑UP
などの効果があり、
- パーキンソン病
- むずむず脚症候群
- アルツハイマー
- うつ病
- 老化
などに対し有効とのこと
むずむず脚症候群に効くのは個人的にめっちゃ嬉しい
1粒のムクナ豆に4~6%含有されていて、これがムクナ豆の有効成分
L-Tyrosine → L-DOPA → ドーパミン → アドレナリン/ノルアドレナリン
↑の順番で変化
L-Tyrosineはサプリで摂っているのですが、とても自然な感じでやる気や日々の楽しさを上げてくれてるような感じがしてオススメです
↑愛用品 お得だと思う
あれ?チロシンもテストステロン上昇効果あるの?
ってことはチロシン(L-Tyrosine)もテストステロンを上昇させる効果あるよね???
と思って調べてるんだけど、なかなかそういう話が出てこない…
L-tyrosine also enhances testosterone levels and semen quality of bulls.
チロシンは水牛のテストステロンのレベルと精液の質を上昇させる
英語で↑の情報は見つけたので、チロシンもL-DOPA同様に人間のテストステロンを上昇させるかもしれない
(ってことはぼくはチロシンをもともとサプリで摂ってたので被っちゃったぽい?)
フェニルアラニン phenylalanine
必須アミノ酸の1つ
L-Phenylalanine(自然), D-Phenylalanine(人工)がある(エナンチオマーと呼ぶ)らしいので、恐らく含まれてるのはLの方
L-PhenylalanineはL-Tyrosineに変換されL-DOPAとなるらしい
ってことは
L-Phenylalanine → L-Tyrosine → L-DOPA → ドーパミン →アドレナリン/ノルアドレナリン
他にもたくさんの誘導体が含まれているらしい
なるほど、とにかくムクナ豆にはドーパミンを作る物質がとにかくたくさん含まれているらしい
ムクナ豆の副作用
副作用を起こさないため、一日3粒を3回が摂取目安量です
粉末の場合は一日3gを3回
ムクナ豆が届いた!
ドーパミンの前駆体L-DOPAが多く含まれていて、パーキンソン病などに有効🌱タンパク質分解酵素のトリプシンを阻害する成分があり消化不良を起こすので要加熱とのことだけど、生でも試してみる👍 pic.twitter.com/ppwnDX3lU6
— ayneg (@ayneg) January 22, 2021
副作用が気になる方はサプリで摂るのがオススメ!
これで3ヶ月分ならいいお値段かも
L-DOPA多量摂取による下痢/吐き気
ムクナ豆に含まれるL-DOPAは一度に多量摂取することで、下痢や吐き気を引き起こすらしい
食用としている国では何度も繰り返し水を変えながら茹でたり、種皮を取るらしい
おそらく健康目的で食するというよりは食料として食するからだろう
トリプシンインヒビターによる消化不良
ムクナ豆にはトリプシンインヒビター(トリプシン阻害物質)が含まれている
これは熱によって失活させることができる
トリプシンは膵臓の膵液に含まれるタンパク質加水分解酵素である
ムクナ豆について調べたまとめ
おもしろい豆だなーと思ってじっくり調べちゃいました
ドーパミンは日々の楽しく生きるのにとても大事なアミノ酸だと自覚としてあるので、必要そうな人は補ってやることをオススメします
食べた感想とかまたレポ書こうと思ってます〜
何粒でお腹下すか気になるなぁ