どうもー!バリバリにADHDのゲンヤです!
さっき一応ADHDのセルフチェックを見つけたのでやってみたら、5/5満点合格でした。
なにを迷う必要があるのかってくらい気持ちよくスラスラとチェックが入っていきました。
世の中ではこれらの項目にチェックが入らない人が存在するんですね。
人ってそんなもんだと思ってたのに!
「やめて!ADHD/ADD/ASD/発達障害だなんて言わないで!」
と、心理的抵抗感のある方へ。心配しないで!
この記事やぼくがこれから書いていくであろう記事を読めば、ADHD/ADD/ASD/発達障害である自分が好きになれると思って書いています。
ぼくも長くADHDもしくはADD的な特徴で長いこと悩んでいました。
が、今はむしろちょっと自慢くらいの感覚でいいかなと思ってます。
「左利きなんだかっこいい」ぐらいの軽いノリで「ADHDなんだかっこいい」でいいかなと自分で思ってます。
この記事では「ADHD/ADD/ASD/発達障害」を特に分類しない場合「発達障害」とさせていただきます。
発達障害って言葉、完全にネガティヴな言葉だからどうかなとも思ったんですけど、揶揄で使われる言葉を使われる立場の人が自称するって日本語でもあるけど英語でよくみられるんですよ。
黒人の人たちが黒人差別用語[N]を自称したり、女の人が女性蔑視の言葉[B]を仲間内で使うのは、日本語でいえば親しい友だち同士て使う「お前」みたいなものですかね。
だから発達障害って言葉、他に言い換える適当なものが見つからないし、SEO的にも(笑)よさそうなので、良い意味で使っていこうと思います。
そもそもADHD/ASDってなんなの?という方向けに参考になるページを貼っておきます。
ADHDってなに?
注意欠如・多動症(ADHD)とは、年齢あるいは発達に不相応に、不注意、落ちつきのなさ、衝動性などの問題が、生活や学業に悪影響を及ぼしており、その状態が6ヶ月以上持続していることと定義されています。 脳機能の発達や成熟に偏りが生じた結果と考えられていますが、その原因はまだよくわかっていません。
ASDってなに?
社会的なコミュニケーションや他の人とのやりとりが上手く出来ない、興味や活動が偏るといった特徴を持っていて、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群といった呼び方をされることもあります。
Contents
ぼくのADHD歴
簡単な自己紹介的に書いておきます。
ADHDってのは性格のようなモノなので、いつから発症したとかいう話ではありません。
真剣に悩み始めたのは、恐らくみなさんと同じく社会に出てからです。
それまでは友達関係の世界で生きていたので、「ちょっと変わったやつ」的な程度で流せていけてたものが、社会という「チームで目的に向かい結果を出していく」世界に切り替わり、自分のADHD的特徴が浮き彫りになってきたと思います。
要するに「人と同じようにできない」で悩んだわけです。
どのタイミングでADHDという言葉を知ったのか今はもう忘れてしまいました。
その当時、何かの情報に触れて「自分はADHDに違いない!」と確信しメンタルクリニックに駆け込みました。
ADHDというのは発達障害、つまり性格(=障害)ですので、治るものではありません。
そして東京でお医者さんにストラテラというお薬を処方されました。
で、この薬のキツさは半端ではなくて、吐くし熱出るし生きてる実感がしない地獄のような状態になったので、すぐ飲むのをやめました。
今思えばセロトニン症候群の症状だったのかなと思います。
ストラテラが合わないことを知り、
「一生ADHDに苦しまされて生きるのか...」と落ち込んでいました。
ストラテラの効果としてはノルアドレナリンやドパミンの再取り込みを阻止するものです。
要するに注意力を上げる物質を消費しないようにするお薬みたいです。
しかしこのお薬、ぼくはADHDらしさを無くすお薬だと捉えています。
ぼくはオススメしません。
今はADHDは抑えるのではなくむしろ有効活用してやろうという姿勢で、ストラテラは人生を上手くやっていくにはむしろ逆効果なのではという目線でいます。
むしろADHDをブーストしてやって能力を引き出そう。それがこの記事の趣旨です。
その能力「過集中」を引き出すドリンクの作り方についてこの記事で紹介していきます。
発達障害でない方でも集中力アップにつながるのかは分かりません。
試したことある方がいたら感想教えてほしいです。
ADHDの過集中を乗りこなすとパフォーマンスめちゃくちゃいい
— ゲンヤ/YouTuber, Blogger (@ayneg) October 19, 2020
英語のADHDジョーク「あ!リス!」
英語ではADHDを指すジョークとして「あ!リス!」というものがあります。
ADHDの注意散漫な部分をいじったジョークですね笑
話している最中に何かを見付けて急に話題が飛ぶ...
あれ、それどこかで見たような...
まさにぼくが動画の中でやっていました笑
これがADHDや!(ドヤッ
パッと注意が切り替わるんですねぇ〜
話している最中に何を話しているか分からなくなることも頻発します。
ペラペラと饒舌に話している途中、よく友達に「あれ今おれ何話してたっけ?」と聞くことが頻繁に起こります。饒舌に話してたのに。
発達障害が真価を発揮する状態 - 過集中とは?
はいでは本題です。
過集中とは?
文字通り「集中しすぎる」ことです。
発達障害の方なら経験したことがあるんじゃないでしょうか、
極稀に発揮できる尋常じゃない集中力を。
ぼくもたまに過集中に入ることがありまして
- Tower Defence系のゲームを休むことなく9時間、食わず飲まずで同じステージをひたすらリトライ
- 急に昆虫の養殖がしたくなり、部屋中が餌昆虫だらけになる
- 友達から借りたバイオハザード4を服も着ず飯もろくに食わず2日でクリア
- ドラムを叩き始めてあっという間に5時間経過、休憩なし
など...
後でよく「なんであんなことをやったんだ...」と、後悔だったり虚脱感に襲われたりしますね。
あれはなんかしらの神が自分に降りてきてるのではないかという感覚です。
会社や職場でも発揮できることはあるけど、基本的に話しかけられたりすることで途切れやすいので長くは続きにくいんですよね。
過集中状態にあるときは同時に幸せな状態でもあったりします。
過集中の特徴をメリット・デメリットに分けてみてみましょう。
過集中の特徴:メリット
- 高い集中力を発揮する
- 高い能力を発揮する
過集中状態にあるとき、あとで自分で驚くほどの仕事量をこなしたりします。
取り憑かれたように作業にもくもくと集中できます。
饒舌にペラペラと話すことも得意な人が多いのではないのでしょうか。
過集中の特徴:デメリット
- 興味がないことには発動しにくい
- 虚脱状態になりやすい
- 体調を崩しやすい
- 邪魔されたくない
- 依存にスライドしやすい
書き下ろすとデメリットの方が多く見えますが、ようは表裏一体です。
興味がないことには発動しにくいのは、興味があることに発動するということ。
虚脱状態になりやすい、体調を崩しやすいのはろくに休息も取らず過剰に集中したから。
邪魔されたくないのは、深い集中状態に入っているから。
そしてこれに関していうと依存も集中も似たようなものです。
教育と洗脳が同じことのように、捉え方や言い方、視点の違いです。
社会との相性が悪い = フリーランスにぴったり
これらの特徴は残念なことに、あまりチームで何かを共同で成し遂げる会社のような仕組みには向いていないような気がします。
過集中以外になかなかちょうどいい具合に集中できることがあまりなく、せっかく集中状態に入っても話しかけられることですぐに集中状態が解けてしまうからです。
そして過集中状態を邪魔されるのはかなり嫌です笑
自分のペースでないとなかなか発揮するのが難しい気がしますね。
会社や組織で働くことは、発達障害の弱点の部分を求められることが多いです。
必要なときに集中して、作業だけでなく人間関係も円滑にやり...
逆に、「好きなときに働けて、素晴らしい結果を出せばいい」というフリーランスの世界にはぴったりです。
ぼくが飯も食わずトイレにも行かず、ゲームの攻略に何時間も集中できたのは、周りに誰も居なかったからです。
好きなときに好きなだけ過集中して作業できる。
とても幸せな時間ですよ。
次はさっそく、過集中ドリンクの作り方を紹介します。
過集中を発生させる"過集中ドリンク"の作り方
これは以前日本で幻覚剤が認められる? 通称アヤワスカ裁判についてのまとめで取り上げさせてもらった青井硝子さんのアイデアで、彼の書籍や同人誌を参考にしています。(無断転載・引用OKとのこと)
↑めちゃくちゃおもしろいのでオススメ
もっと詳しいところまで知りたい方は同人誌の方がオススメ
材料について
- DMAE:1カプセル
- グレープフルーツジュース(柑橘系の酸っぱいジュース):3~400ml
- マルトデキストリン(粉飴):大さじ3杯
ボトルに入れて振るだけ!飲み方はちびちびと、です。
おそらく聞き慣れないであろう意味不明な物質が2つほど出てきて不安になっているあなたに向けて、それぞれ解説していきます。
DMAEとは
DMAEとはアセチルコリンの前駆体です!以上!
では説明になっていませんね。
前駆体というのは、化学反応なのである物質が生成される前の段階にある物質です。
例としてデンプンは口内のアミラーゼ酵素で分解されて糖になるので、デンプンは糖の前駆体と言えます。
DMAEはアセチルコリンに変化する物質=前駆体です。
で、そのアセチルコリンは集中しているときに消費される物質のようです。
アセチルコリンが足りないと集中力が途切れるらしい。
想像力ならドパだからチロシンだし、事務作業ならアセチルコリンだからDMAEだし、ルーチンワークや日々の細かいことはセロトニンだから5htpと抱きつきかペット揉みですかね?
校正作業はどれなんだろーなー🤔— 青井硝子 (@garassan) November 22, 2018
おそらく青井さんがグレープフルーツジュース(酸っぱいジュース)を材料として上げているのはDMAEの味が酸っぱいから+α的な理由だと思います。
マルトデキストリンとは
マルトデキストリンとは日本語で粉飴といいます。
デンプンを酵素分解したデキストリンの仲間になります。
特徴は
- 甘さが砂糖の1/10と控えめ
- 吸収が穏やかで血糖値が上がりにくい
- カロリーや消化吸収効率は砂糖と同等
など、優秀な糖類なので、高齢者やアスリートの栄養源として注目されているようです。
やり方や注意点
まずはセッティング(段取り)が大事。
青井さんの著書によると
「印刷機のインクや紙の補充、パソコンの電源確保、座り心地のいい椅子、音楽、軽食、まとめる領収書や書類、TODOリストの作成などなど。やろうとしている作業の集中できる環境をガッと整えてしまう」
のがコツだそうです。
材料も高くないので、試してみてください。(よかったら感想教えて)
副作用についてですがぼくは感じませんし、青井さんも著書の中で
「副作用も特に無く、これを続けるとシラフでも頭の回転がよくなったような気がする」
と語っています。同感です。
なお、青井さんの著書では事務作業に集中することで得られるハイ、事務ハイとして紹介されています。
名前の通り事務作業をばりばりやるのに向いている効果が期待できる反面、想像力のいる作業になると集中が切れるなどという話もあります。
たぶんそのあたりは人によるかなと思います。
コーヒー、カフェインはどうなの?
カフェインでも多少似たような状態に持ってくことができるけど、あまりオススメしません。
とか言いながら今日飲んだけどね。
理由は副作用が多いこと
- 利尿作用で集中が途切れる
- 元気の前借りなのであとで疲れる
- アドレナリンの分泌により攻撃的、雑になりがち
などが実感として挙げられます。
運動するときなんかはいいんじゃないかなと思うけど。
発達障害は次の時代のキーになる?
発達障害の障害という言葉は、健常者の多い世の中が作り上げた社会の仕組みに合わないから付けられている言葉だとぼくは考えています。
そして現在、コロナの影響で社会は大きく変わろうとしています。
顕著に発達障害のぼくらが苦手としていた社会の仕組みが生まれ変わろうとしているように思えます。
リモートワークなんてまさにピッタリじゃないですか。
遅刻の心配も少なく、集中を欠くコミュニケーションも減り、自分が快適に過ごせる服を着れ、結果を出せばいいという社会に変わってきています。
ろくでなしと思うかもしれませんが、ぼくは遅刻に関しては遅れただけならば、何が悪いのか分からない人間です。
遅れたことで業務に支障が出たなら話は別だけど、そんなことは今までなかったように思う。
「業務に支障が出た!」という人はいるけど、大したことではないしそれを受け入れてくれればいいだけ。
そこに感情をあらわにして文句を垂れることの方が、どれだけ周りの人のパフォーマンスを下げるか。
シャツがよれていると感情を撒き散らしながら言われても、ぼくは自分のシャツ の具合よりその言葉とともに吹き付けられる上司の口臭が気になるタイプです。
こういう考えには賛否両論あるはずです。賛否両論ないはずがない。
それは人間みんな立場も性格も好き嫌いも価値観も目的も違うから。
いろんな見方があるから。
それをひとつにまとめようとする仕組みが通用しなくなっていることは、発達障害のぼくらにとってチャンスなのではと考えています。
多様性を尊重しつつ、自分の利点を活かし、弱点は守り、それぞれ幸せに生きましょう。